パナソニックホームズに決める②
前回の続き
パナソニックホームズとの請負契約直前の見積額を提示され意気消沈する私たち。
実際問題、その金額で契約をして、その後の打ち合わせでいくらか金額が増えたとしても、決して払えない金額ではないものの、ローンの返済等を考えると、できればもう少し金額を抑えたいところ。
どうにかしてもう少し値引きを引き出せないか考えるものの、提携値引きとキラテックタイルの値引きでそこそこの金額が値引かれていることを考えると、大幅な値引きは期待できない。
そんなことを考えながらも、ダメもとで
「見積額〇×△▢万円のうちの△▢万円の部分、もう少しどうにかならないですかね?」と聞いてみる。
担当の営業マンは「う~ん」と複雑な表情を浮かべているので、「やっぱりダメか…」と諦めかけたそのとき、同席していた上司の方が、「それならこの金額でいかがでしょうか?」といくらかの値引きに応じてくれることに。
まさかの展開に驚いたものの、上司の方の御厚意に感謝。
この金額であれば、ギリギリ許容範囲であったので、これで話を進めようか迷っていたところ、営業マンから、「私たちは一度席を外しますので、一度ご夫婦でお話をされてはいかがでしょう。」という配慮をいただき、20分ほど妻と2人で相談することに。
私「予想よりも高かったけど、どうかな?」
妻「うーん、金額的にも無理なレベルではないし、上司の方も値引きに応じてくれたしいいんじゃないかな。それに、パナソニックホームズは、メーカとしても魅力的な点が多いし、魅力的な土地もある。担当の営業マンも凄く良い人だし、私はここで決めても良いと思うよ。」
私「やっぱそうだよね。じゃあこれでパナソニックホームズと契約しようか。」
と言いながらも、先ほどの値引きで調子に乗り、欲が出ている私。
そして、営業マンと上司が部屋に戻り、着席してすぐに
私「パナソニックホームズさんに家づくりをお願いします。」
と伝え、
営業マン&上司「ありがとうございます!!」
安堵する営業マンと上司。しかし、
私「ただ、出来ればでいいんですけど、この水回り等の設備のグレードアップ分、ここをもう少しなんとかしていただけないですかね?」とさらなる値引き交渉を始める。妻は「何言ってんだこいつ?」みたいな目で私を見る。
しかし、私のこの考えは上司の方には見透かされていたのか、間髪入れずに
上司「じゃあこれとこれはサービスしましょう。」
と設備関係の見積書に赤字で修正した金額を記入。まさかこんな簡単に応じてくれるとは思わなかったので、値引きを提案しておきながら、
私「え?いいんですか?」
と若干困惑しながら聞き返す。
上司「満足のいく家づくりをしていただきたいので、頑張らせていただきます。」
となんとも男前な返答が。
そして、翌週には請負契約書を取り交わすことに。
まさかこんなに色々と値引きしてもらえるとは思っていなかったものの、満足のいく結果。
ちなみに、商談を終えた後の雑談で、「そういえば、パナソニックホームズで家を建てると、パナソニック製の洗濯機とか冷蔵庫とかの家電を、家電量販店よりも安く買うことできるんですか?」と聞いてみると「他のお客様からもよく聞かれるんですけど、実はそういのはないんですよ。普通に家電量販店とかで買った方が良いですね。」とのこと。ちょっと期待していただけに残念。
兎にも角にも、こうして、私たちはパナソニックホームズで家を建てることとなったのでした。