契約締結前に色々検討してみる

パナソニックホームズの見積額に愕然としながらも、予算的に到底無理という感じでもなく、そして、やはりパナソニックホームズの分譲地はかなり魅力的で、おそらく今後同程度の条件の土地が出てくることは期待できないこと、パナソニックホームズというハウスメーカーについても、キラテックタイルや空気の質にこだわっているという点、そして、なにより担当の営業マンが、色々な面で非常に良い人であったことなどから一応前向きに検討してみることに。

 

しかし、エアロハスありのプランにするのは予算的にはやはり厳しいものが。エアロハスありにするなら、土地が安価な北側道路にせざるを得ないが、できることなら南側道路の方が良いと思う私。

家の中の温度が均一になるというのは魅力的だが、エアロハスを導入する場合、基本的には他のエアコンは設置しないとのこと。各部屋へのエアコンの設置費用がかからないというメリットはあるものの、逆に言えば、万が一エアロハスが故障した場合、空調が効かないということにもなる。夏場や冬場に故障されたら、エラいことになるので、費用的なところも含めて考えると、エアロハスの導入は見送ることに。

 

間取りについても再度検討をしたところ、前回提示してもらったプランも良かったものの、家に帰ってから改めて見直してみると、「本当にこれでいいのだろうか?」という疑問が。そこで、色々なハウスメーカーの実例集を見ていると、「これ結構いいんじゃないか?」と思える間取りがあったので、営業マンにその資料を見せて、それを基にしたプランも組んでもらうことに。

 

さらに、主に水回り設備について、いくつか仕様の変更を検討することに。これは、諸先輩方のブログで、どこのハウスメーカーでも、請負契約締結後の値引きは基本的にはないので、契約締結前にできるだけ仕様を盛っておいて、値引きに反映させるのが得策というのを見たことがあったことから。次回の打ち合わせでは、値引き額が反映された見積りを提示してもらい、それで契約を締結するか否かを決することになっていたので、とりあえず、最低限これは欲しいという設備を選定し、営業マンに次回の見積提示の際には、これらも加えて欲しいと依頼。

 

そして、最後に、そもそも本当に家を買うのかということについても考えてみることに。

注文、建売、マンションのいずれであるかは別として、将来的に家を買うことは考えていたので、このまま賃貸アパートで家賃を払い続けるなら、少しでも早く家を購入して、ローンの返済に充てた方が得策であるのは間違いない。

一方で、注文住宅を買う際に要する資金を目にしたことで、具体的な月々のローンの返済額などを知りショックを受け、大手ハウスメーカーではなく、比較的安価な地場の工務店などを選ぶ、あるいは、このタイミングで家を買わなければならない特段の事情もないのだから、もう少し自己資金を貯めてから出直すというのも一つの選択肢ではないかとも思う。

しかし、冒頭にも書いたとおり、パナソニックホームズの分譲地と同程度の条件を兼ね備えた土地は、今後しばらくは出てこないかもしれない。家を買う上で、上物も重要ではあるものの、住む場所というのが一番重要だと思っている私。パナソニックホームズの分譲地は、ほぼ私たちの求める条件を満たしているもので、これを逃すと、後悔しそうな気がしてならない。また、以前ヘーベルの営業マンから説明を受けたとおり、今後は建築資材等の高騰や、建築現場で働く方々の賃金も上がっていくことが予想されるので、時期を延ばせば、その分だけ費用が嵩む可能性もある。

色々と考えても結局答えは出なかったものの、最終的には、次の商談の際に、納得がいかないようであれば、今は買い時ではなかったということで、家を買うということ自体を白紙に戻そうと決意。

 

兎にも角にも、次回の打ち合わせで、パナソニックホームズがどれだけのプランや金額を提示してくれるのか、そこに私たちの命運はかかってくるのでした。