パナソニックホームズの金額に震える
ヘーベルハウスと決別し、パナソニックホームズの分譲地で話を進めて行くことを決めた私たち。
その後2回ほどパナソニックホームズの営業マンと話し合いをし、その中で予算の決め方について丁寧に説明をしてもらい、おおよその予算が決定。それを前提に、私たちの要望等を伝え、プラン提案をしてもらうことに。
パナソニックホームズで話を進めるとしたら、土地はパナソニックホームズの分譲地にすることになる可能性が高いので、土地代については見通しが立っており、予算額から土地代を差し引いた分が建物に使えるお金になる。それを考えると、建物に使える予算はそこそこにはあるものの、贅沢できるほどの予算があるわけではない。
しかし、私は全館空調のエアロハスにも興味があり、高価であることは分かっていたものの、とりあえずプランに組み込んでほしい旨を伝えてみる。営業マンからは、「エアロハスは良いものですけど、それを導入するとなると、今の予算では結構厳しくなりますけど…」と言われたので、とりあえず、エアロハスありのパターンとなしのパターンでプランを組んでもらうことに。
そして、その翌週、作成してもらったプランのお披露目会。楽しみなような怖いような何とも言えない気分で打ち合わせ場所へ。
まずは間取りを見せてもらうことに。どうやら営業マンが考えて作ってくれた模様。ちなみに、我が家は色々考えた結果、洗濯関係の家事導線を良くするために、2階に風呂場と洗面所を持ってくる、いわゆる2階水回りを採用することにしたので、それを前提にした間取りを依頼してました。
建坪35坪くらいを考えていたので、そこまで広くはないものの、2階水回りにしたおかげで、1階のLDKが結構広めに取れていて結構いい感じ。というか、最初のプランながらも、「間取りはもうこれでいいんじゃないか?」と思えるくらい良い感じのもの。やはりこの営業マン、できる。
そしていよいよ見積りとご対面。
まずはエアロハスなしのパターンから。
「た、高けぇ…」
「あれ?これエアロハスありのプランじゃないか?」と混乱してしまったくらい高かったです。太陽光発電や蓄電池を設置するとはいえ、私の想定では、キッチンやらお風呂やらの仕様変更等をして、最終的に支払う金額が、今回提示された見積額くらいになるのかななんて考えてましたが、見事に出鼻をくじかる形に。
予想外の高さにショックを受けている私たちにさらに、追撃の一言が。
「ちなみに、キラテックタイルは別途費用がかかります。キラテックタイルの見積はこちらです。」
そう言って手渡されたのは、200万円近い見積書。
絶望する私たち。見積書を持つ手が少し震える私。というか、キラテックタイルがこんなにも高いことに軽くショックを受ける。
営業マンが次に提示したのは、エアロハスありの見積書。
どう考えても無理だと思いながらも、とりあえず目を通すことに。
「あれ?意外とさっきと変わらない?これならエアロハスありの方が良いな。」
と思う私。
しかし、これは営業マンが、私たちの予算を考えると、エアロハスありのプランは厳しいので、同じ分譲地内でも、北側道路の安価な土地を選定してくれていたのでした。最初のプランは、南側道路で、土地の価格差は300万円近く。土地代を安くした分、最初のプランと同じくらいの金額になったのでした。
ちなみに、諸先輩方のブログ等にも多々書いてあるので詳細は割愛しますが、パナソニックホームズで2階建ての家を建てる場合、HS工法とF工法の2つがあり、エアロハスを導入する場合には、HS工法にしなければなりません。
私たちが提示してもらった、エアロハスなしのプランは、F工法という、HS工法と比べると安価な工法でした。
エアロハスありのプランでは、土地代が300万円近く下がっていたものの、結局F工法の見積りとあまり差がないところを見ると、工法が変わるだけで、それだけの金額が加算されるということ。
そして、エアロハスありのプランも、当然ながらキラテックタイルは追加費用がかかる。さらに、肝心のエアロハス本体の導入費用、これも200万円程度という見積書を提示され、エアロハス導入という夢はあっという間に潰えることに。
パナソニックホームズから提示された見積りに愕然とするも、唯一の救いは、これらはまだ値引きがされていない状態のものであるということ。
この日はとりあえず2つのプランを提示してもらい、次回の打ち合わせの際に、値引きを反映した金額が提示されるということだったので、それを見て、パナソニックホームズで話を進めるのか否かを決することになるのでした。